New MINI JCWクラスにおいて、2023年アップデートにより機能が追加された「パドル・システム」について、Rd.2 富士スピードウェイに参戦中の個体で下記内容でのシフト不良の事案が発生し原因を究明しておりましたところ、パドル・アクチュエーター内部のビス緩みによることが確認されました。
対象のエントラント様におかれましては、近日中にBMRテク二カル事務局より対策用の部品をお送り致しますので、現車をご確認のうえ対策品への交換をお願い致します。
ご関係者の皆さまにはご心配とお手数をおかけしますことお詫び申し上げます。
［内容］Rd.2 第2レースの開始直後、エアバルブからの作動音を確認するもダウン方向へのシフト操作が不能となった。
［原因］パドル・アクチュエーター内部のピストンとロッドを締結する皿ビス（図⑦；M5×10）が緩み脱落。
ピストン動作によりロッドをダウン方向に作動させることが出来なくなりシフト操作が不能となった。
［対策］パドル・アクチュエーター本体のサークリップ（図⑩）およびエンドカップ（図⑥）を外して、対象のビスを
対策品に変更してください。なお、取り付け時には緩み止めを使用して固定してください。
※対策品は「M5×15」へサイズ変更しています。
