
同じレースを走る、4つの異なるキャラクター
BMW & MINI Racingを初めて見ると、
「BMWとMINIがなぜ同じレースを走っているの?」
「同じMINIでも何が違うの?」
と思う方もいるかもしれません。
2026シーズンでは、
BMW M2 Racing、BMW M2 CS Racing、MINI JCW、MINI CPSという、
個性の異なる4つのクラスが同じコース上でレースを展開します。
速さだけではなく、サイズ、パワー、タイヤ、トランスミッション、
そしてマシンが生まれたコンセプトもそれぞれ異なります。
ROUND 5 岡山を前に、
サーキットやYouTube LIVEで見分けるためのポイントとともに、
4つのマシンを紹介します。

BMW M MOTORSPORT
M2 CS Racing Series
BMW M Motorsportが生み出した2台のカスタマー・レーシングカー。
世代の異なるM2 RacingとM2 CS Racingが、2026シーズンのBMWカテゴリーを構成します。
BMW / G87
BMW M2 Racing

2026シーズンからBMW & MINI Racingに加わった、新世代のBMW M Motorsportカスタマー・レーシングモデル。
M235i Racing、M240i Racing、M2 CS Racingから続く
BMW M Motorsportのエントリー・レーシングカーの系譜を受け継ぎ、
パフォーマンス、耐久性、コスト効率をバランスさせたマシンとして開発されています。
全長4,587mm、全幅2,068mmという4クラス最大のボディと、
313HPのパワーが生み出す存在感は、
MINIとはまったく異なるもの。
2026年から加わった新しいマシンだけに、
これまでのM2 CS Racingとの違いを見比べるのも
今シーズンの見どころのひとつです。
BMW M MOTORSPORT CUSTOMER RACING
THE NEW BMW M2 RACING
BMW M2 Racingの車両詳細、スペック、
ギャラリー、購入・お問い合わせについてはこちら。
BMW / F87
BMW M2 CS Racing

これまでBMW & MINI RacingのBMWカテゴリーを支えてきた
BMW M2 CS Racing。
3.0L直列6気筒ターボのS55エンジンを搭載し、
最大450PSを発揮する本格的なカスタマー・レーシングカーです。
M2 RacingよりコンパクトなF87ボディに、
シリーズ中最大となる450PS。
長年このマシンを走らせてきたドライバーやチームも多く、
マシンへの理解と経験がレース結果にどう現れるかにも注目です。

MINI CHALLENGE JAPAN
MINI JCW / CPS
MINIならではのコンパクトなボディで戦う2つのクラス。
本格的なレーシングカーのMINI JCWと、
市販車により近いMINI CPSという異なる入口を持っています。
MINI / F56
MINI JCW

MINI CHALLENGE JAPANのトップカテゴリーとなるJCWクラス。
F56 MINIをベースにしながら、
スリックタイヤやパドル式6速シーケンシャルトランスミッションなどを備えた、
サーキット専用の本格的なレーシングマシンです。
BMW勢より小さく軽いボディを活かした、
俊敏な動きがJCWの大きな特徴。
同じ車両で競うからこそ、
ブレーキング、ライン取り、タイヤの使い方など、
ドライバーの判断が順位に現れやすいカテゴリーでもあります。
接近したまま複数台がコーナーへ入っていく、
MINI CHALLENGEならではのバトルにも注目です。
MINI / 3 DOOR
MINI CPS

MINI Cooper Sをベースとしたナンバー付き車両で競うCPSクラス。
JCWがサーキット専用のレーシングカーであるのに対し、
CPSはより市販車に近いスタイルからモータースポーツへ挑戦できるカテゴリーです。
最大出力192PS。
スリックタイヤを使用するJCWとは異なり、
CPSではDUNLOP DIREZZA Z3を使用します。
見た目も市販車に近いため、
普段MINIに乗っている方にとっては
レーシングフィールドとの距離をより身近に感じられるクラスかもしれません。
数字で見る、4つのキャラクター
4台の違いを簡単に並べると、
BMW & MINI Racingがひとつのレースの中に
異なるキャラクターを持っていることがよく分かります。
| M2 Racing | M2 CS Racing | MINI JCW | MINI CPS | |
|---|---|---|---|---|
| 最大出力 | 313 HP | 450 PS | 250 PS | 192 PS |
| 最低重量 | 1,498kg | 1,535kg | 1,160kg | 1,300kg |
| エンジン | B48 | S55 | B48 | B48 |
| タイヤ | ― | SLICK | SLICK | DIREZZA Z3 |

4つのクラスを同時に見る面白さ
BMW & MINI Racingでは、
それぞれのクラスが別々に走るのではなく、
BMWとMINIが同じコース上でレースを行います。
もちろん、本当に争っている順位はそれぞれのクラスごと。
しかしレース中には、
異なるペースのマシンが同じ場所を走る場面も生まれます。
前方の車両をどこで処理するのか。
後方から速いマシンが近づいたとき、どのラインを選ぶのか。
そして、その間にも同じクラスのライバルとの戦いは続いています。
単純に「先頭を走っている車」を見るだけではなく、
同じクラスのライバルがどこにいるのかを意識すると、
BMW & MINI Racingのレースはさらに分かりやすくなります。
4つのマシンが、岡山へ
次戦ROUND 5の舞台は、
全長3.703kmの岡山国際サーキット。
大きくパワフルなBMW M。
コンパクトで俊敏なMINI。
そして同じブランドの中でも異なるキャラクターを持つ4つのクラス。
それぞれの長所が、
岡山のテクニカルなコースでどのように現れるのか。
10月10日・11日のROUND 5にぜひご注目ください。
BMW & MINI Racing 2026
ROUND 5|OKAYAMA INTERNATIONAL CIRCUIT
2026年10月10日(土)– 11日(日)