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ROUND 2 予選 | ウェットコンディションの中、白熱のタイム争いを制したのは?

【予選レポート】BMW & MINI Racing Round 2(5月10日・土)

2025年5月10日(土)、鈴鹿サーキットで開催されたBMW & MINI Racing Round 2の公式予選。午前中から降り続いていた雨は予選開始前に止んだものの、路面は依然としてウェットコンディション。曇天の空の下、各車が難しいコンディションに挑んだ。

セッション序盤、最速タイムをマークしたのは #70 片山 剛。1周目を2分30秒台で通過し、その後もしばらくトップをキープする展開を見せた。中盤に入ると、#63 神頭 政志が片山の記録を更新。2分20秒台に突入し、リーダーボードのトップに躍り出る。片山はこの直後にわずかにコースアウトし、タイム更新のチャンスを逸した。

今季開幕戦で好走を見せた #19 井本 大雅はJCWクラスで、#7 豆野 天星はCPSクラスでそれぞれ序盤から好位置につけた。予選開始5分を過ぎたあたりから、#55 石井 一輝、#19 井本、#34 いとう りなといった主力勢が次々とピットイン。各車、車両やタイヤの状態に応じた調整を進める。#63 神頭はピットでタイヤ交換を決断し、セッティング変更に賭ける。

ピット作業を終えてコースへ戻った #31 中澤 卓也は、終盤にかけてタイムアタックを本格化。一方、#60 阿部 良太はアタックを継続し、セクター1・2で最速タイムを記録するなど攻めの走りを展開した。

#34 いとう りなは、ピットアウト後のアタックで全体6番手のタイムを記録。JCWクラス内では2番手に約9秒差をつける圧巻のパフォーマンスを見せた。一方で、#19 井本はピットでジャッキアップおよびボンネットの取り外し作業が確認され、マシントラブルが疑われる場面も。

終盤、#55 石井 一輝が2分18秒台に突入してトップに浮上するも、#31 中澤 卓也が2分17秒台でさらに上回る激しい争いを展開。最終的には #55 石井 が2分17秒621でトップタイムをマークし、ポールポジションを獲得した。

JCWクラスでは #34 いとう りなが2分27秒で最速を記録。CPSクラスでは #30 白戸 次郎 と #7 豆野 天星 が終盤まで接戦を繰り広げ、最終的に豆野が2分38秒でトップに立ち、クラス首位を奪取した。

【予選順位変更のお知らせ】
#34 いとう りな(SYCG Racing)は、ドライバー装備品に関する規定違反(第15条3.)が確認され、予選タイムが抹消。これに伴い、正式な予選順位に変更が生じている。

CLASSDRIVERTEAMCAR NUMBERBEST LAP TIMEPOSITIONNotes
M2CS Racing Series石井 一輝DGMS552:17.6211
M2CS Racing Series中澤 卓也EPM RACING TEAM312:17.7682
M2CS Racing Series片山 剛TECH-M eWeLL Racing702:18.2593
M2CS Racing Series神頭 政志TECH-M eWeLL Racing632:18.4324
M2CS Racing Series平家 輝文TECH-M eWeLL Racing252:20.8695
M2CS Racing Series阿部 良太TEAM ABEMOTORS602:21.1426
M2CS Racing Series髙橋 克彦Elbe Racing462:22.3617
MINI CPS豆野 天星EPM RACING TEAM72:38.1111
MINI JCW井本 大雅TEAM QUETTA192:38.2531
MINI CPS 白戸 次郎TMR302:39.0922
MINI CPS 佐々木 一平EPM RACING TEAM62:40.3533
MINI CPSジュン クーパーTMR732:40.9794
MINI CPS大西 久之SYCG Racing32:42.0725
MINI JCW吉田 一球Ocean Rise Journey162:42.1202
MINI CPSOne chanOcean Rise Journey1012:42.3236
MINI CPS酒井 仁EPM RACING TEAM712:43.5227
MINI CPS 寺尾 リジェTMR722:44.3318
MINI JCWいとうりなSYCG Racing343※ドライバー装備品に関する規定違反(第15条3.)により、予選タイムが抹消されました。

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