Schedule Race Report

BMW & MINI Racing. Race Report —–2022 Round.1 Race01/Race02

  • M2 CS Racing Series
  • MINI CHALLENGE JAPAN

【M2 CS Racing】2022 Season Round.1 (第1戦・第2戦) レースレポート

2022年4月16日(土)、17日(日)の2日間にわたり、「BMW & MINI Racing.2022 Round.1 Sportsland SUGO Presented by MINI 仙台」が、宮城県のスポーツランドSUGOにて開催されました。「BMW & MINI Racing.2022」においては、今シーズンからスタートする「M2 CS Racing Series」と、5シーズン目を迎える「MINI CHALLENGE JAPAN」という2つのレースカテゴリーが同日に開催され、モータースポーツの新たなプラットフォームとして注目されています。

 

「M2 CS Racing Series」は、日本に正規導入されたばかりのBMW純正レース専用車両「M2 CS Racing」で戦うワンメイクレースです。各国で「BMW M2 CS Racing」によるワンメイク・カップが開催されており、日本においてもピュア・レーシングカーの血統を受け継いだ圧倒的な走りを披露することになりました。

 

「BMW & MINI Racing.2022」は、各ラウンドとも1日に2戦を行う「1デイ2レース」で競われるほか、レース2ではレース1の順位で上位60%までを「逆さま」に入れ替えてスターティンググリッドに並ぶ「リバースグリッド方式」を採用するレースフォーマットで行われます。

 

Round.1の舞台となるスポーツランドSUGOは、チャレンジングなコーナーとアップダウンが続くテクニカルサーキット。1日目の4月16日に、予定通り午後2時55分から行われた予選は、気温10度、湿度65%、天候は曇りで、午前中の降雨により若干濡れていた路面が乾き、コースは全面ドライコンディションとなりました。

 

翌2日目、4月17日(日)のスポーツランドSUGOは、風が強いものの朝からよく晴れわたり、決勝レース1(第1戦)直前には気温11度、湿度42%で路面はドライコンディション。午前9時54分に初戦の幕が切って落とされ、20分+1周の決勝レースが始まりました。決勝レース2(第2戦)は、気温が12度、湿度43%で午前のレース時から大きな変化がない中、午後2時8分にスタートしました。

 

【M2 CS Racing Sereis.2022 Rd.1のエントリーリスト】

<M2 CS Racing>

8 河口 まなぶ LOVECARS!BMW

18 奥村 浩一 BRP★Toto BMW M2CS Racing

25 水元 寛規 TECH-M M2 CS Racing

55 石井 一輝 M2 CS Racing ダイワグループ

101 高橋 裕史 BMWリーガルトップレーシング

の5名となりました。

■予選

各車がコースインした直後に1台がコースアウトしたため赤旗中断となり、また午後3時9分過ぎにもコースアウトした車両がグラベルにつかまり2度目の赤旗中断。その中でもそれぞれのマシンは着実にタイムを刻み、ポールポジションは8周目に1分32秒260をマークした♯25 水元 寛規選手が獲得。2番手は1分32秒323の♯8 河口 まなぶ選手、3番手は1分32秒761の♯55 石井 一輝選手、4番手は1分33秒054の♯18 奥村 浩一選手、5番手は1分33秒878の♯101 高橋 裕史選手という結果となりました。

 

 

■決勝レース1(第1戦)

♯8 河口 まなぶ選手は、前日の予選終盤にさらなるタイムアップを狙ってアタックした際にコースアウト。これによりマシンがダメージを受けてしまいました。チームは修理を進めましたが決勝レースには間に合わず、予選で2番手の好位置を得たもののスターティンググリッドに並ぶことはできませんでした。これによりM2 CS Racingは4台の出走となりました。

 

レースはグリッドの順番に変動がないまま進み、トップを快走する♯25 水元 寛規選手は一時リードを7秒以上に広げます。そして最終的には2位の♯55 石井 一輝選手に4秒390の差をつけて優勝。3位は♯18 奥村 浩一選手、4位は♯101 高橋 裕史選手という順位となりました。なおファステストラップは、♯25 水元 寛規選手が3周目にマークした1分32秒510でした。

 

 

■決勝レース2(第2戦)

2戦目はリバースグリッド方式を採用するため、1戦目の1位と2位が入れ替わってスターティンググリッドに並びます。そのためポールポジションは♯55 石井 一輝選手、2番手 ♯25 水元 寛規選手、3番手 ♯18 奥村 浩一選手、4番手 ♯101 高橋 裕史選手の順となりました。

 

スタート前のフォーメーションラップが始まると、New MINI JCWの♯500 中島 功選手にトラブルが発生しストップ。この影響で1周目から3周目までセーフティカーが導入されました。その後、後方から追うかたちとなる1戦目のウィナー ♯25 水元 寛規選手がどのような追走を見せるのか注目されましたが、♯55 石井 一輝選手が一度もトップを譲ることなく優勝。2位は♯25 水元 寛規選手、3位は♯18 奥村 浩一選手、4位は♯101 高橋 裕史選手という結果となりました。なおファステストラップは、♯55 石井 一輝選手が10周目にマークした1分33秒083でした。

 

BMW & MINI Racing.2022シーズンは、Round.1のスポーツランドSUGOに続き、富士スピードウェイ、モビリティリゾートもてぎ、岡山国際サーキットと各地を転戦。最終ラウンドは鈴鹿サーキットが舞台となり、全5ラウンド、10戦を締めくくることとなります。これからの「BMW & MINI Racing」の熱戦にご期待ください。

Round.2以降の「BMW & MINI Racing.2022」のレースカレンダーは以下の通り。

 

Round.2 富士スピードウェイ(静岡県)

第3戦/第4戦

予選/決勝:5月15日(日)

Round.3

第5戦/第6戦 モビリティリゾートもてぎ(栃木県)

予選:7月2日(土) 決勝:7月3日(日)

Round.4 岡山国際サーキット(岡山県)

第7戦/第8戦

予選:9月24日(土) 決勝:9月25日(日)

Round.5

第9戦/第10戦 鈴鹿サーキット(三重県)

予選/決勝:12月11日(日)

【MINI CHALLENGE JAPAN】2022 Season Round.1 (第1戦・第2戦) レースレポート

2022年4月16日(土)、17日(日)の2日間にわたり、「BMW & MINI Racing.2022 Round.1 Sportsland SUGO Presented by MINI 仙台」が、宮城県のスポーツランドSUGOにて開催されました。「BMW & MINI Racing.2022」においては、今シーズンからスタートする「M2 CS Racing Series」と、5シーズン目を迎える「MINI CHALLENGE JAPAN」という2つのレースカテゴリーが同日に開催され、モータースポーツの新たなプラットフォームとして注目されています。

 

「MINI CHALLENGE JAPAN」には、本格ワンメイク競技車両で競う「New MINI JCW」と、ナンバー付き車両による「New MINI CPS」の2クラスが設けられ、幅広いモータースポーツファンが、見ても、乗っても楽しめるシリーズとなっています。

 

「BMW & MINI Racing.2022」は、各ラウンドとも1日に2戦を行う「1デイ2レース」で競われるほか、レース2ではレース1の順位で上位60%までを「逆さま」に入れ替えてスターティンググリッドに並ぶ「リバースグリッド方式」を採用するレースフォーマットで行われます。

 

Round.1の舞台となるスポーツランドSUGOは、チャレンジングなコーナーとアップダウンが続くテクニカルサーキット。1日目の4月16日に、予定通り午後2時55分から行われた予選は、気温10度、湿度65%、天候は曇りで、午前中の降雨により若干濡れていた路面が乾き、コースは全面ドライコンディションとなりました。

翌2日目、4月17日(日)のスポーツランドSUGOは、風が強いものの朝からよく晴れわたり、決勝レース1(第1戦)直前には気温11度、湿度42%で路面はドライコンディション。午前9時54分に初戦の幕が切って落とされ、20分+1周の決勝レースが始まりました。決勝レース2(第2戦)は、気温が12度、湿度43%で午前のレース時から大きな変化がない中、午後2時8分にスタートしました。

 

【MINI CHALLENGE JAPAN.2022 Rd.1のエントリーリスト】

<New MINI JCW>

9 平田 雅士 IDI 平田空調 RH坂井 F56JCW

19 木村 建登 BRP★木村金属 F56 JCW EVO

57 天田 亮 TEAM ABE MOTORS F56 JCW

500 中島 功 5ZIGEN SHINSEI K.K. MINI

<New MINI CPS>

5 面野 一 M.A.R.T. F56CPS

30 白戸 次郎 MOLECULU萬雲塾F56CPS

32 川福 健太 IDI アウティスタ★MINI F56CPS

36 田中 瑞起 CIZ・TECH-M/TEAM ABE MOTORS F56CPS

52 森岡 史雄 MINI Kofu BIG LOVE. F56CPS

のNew MINI JCW 4名、New MINI CPS 5名となりました。

■予選

予選開始直後に、♯57 天田 亮選手が第3コーナーでコースアウトし赤旗中断となり、午後3時5分に再開したあとにも同じ第3コーナーで♯19 木村 建登選手がグラベルにつかまり2度目の赤旗中断に。このため20分の予選は午後3時28分まで延長されました。

 

そんな中、MINI CHALLENGE JAPAN.2022 Rd.1のポールポジションを獲得したのは、7周目に1分36秒483を記録したNew MINI JCW ♯9 平田 雅士選手。同クラスの2番手が1分36秒767の♯500 中島 功選手、3番手が1分37秒808の♯19 木村 建登選手、4番手が1分39秒586の♯57 天田 亮選手となりました。

 

また、New MINI CPSのトップ成績を残したのは1分44秒145を出した♯32 川福 健太選手。2番手が1分44秒777の♯52 森岡 史雄選手、3番手が1分44秒870の♯30 白戸 次郎選手、4番手が1分47秒044の♯5 面野 一選手、5番手が1分48秒294の♯36 田中 瑞起選手と続きました。

 

■決勝レース1(第1戦)

New MINI JCWは終盤まで♯9 平田 雅士選手が首位をキープしていましたが、激しくプレッシャーをかけ続けていた♯19 木村 建登選手が11周目に♯9 平田 雅士選手を抜き去りそのままフィニッシュ。今季より参戦する♯19 木村 建登選手がうれしい初勝利を手にしました。2位は♯9 平田 雅士選手、3位が♯500 中島 功選手、そして4位が♯57 天田 亮選手という結果になりました。ファステストラップは、♯19 木村 建登選手が4周目にマークした1分35秒686でした。

 

New MINI CPSは、後続に大きく差をつけた♯32 川福 健太選手が優勝し、2位が♯52 森岡 史雄選手、3位が♯5 面野 一選手、4位が♯30 白戸 次郎選手、5位が♯36 田中 瑞起選手という順位になりました。ファステストラップは、♯32 川福 健太選手が2周目にマークした1分43秒838でした。

 

■決勝レース2(第2戦)

リバースグリッド方式によって、2戦目のポールポジションは、New MINI JCWが♯9 平田 雅士選手、New MINI CPSが♯5 面野 一選手となりました。スタート前のフォーメーションラップではマシンを左右に振りタイヤをじっくりと温める姿が見られましたが、New MINI JCWの♯500 中島 功選手がコースアウトしストップ。これにより1周目から3周目までセーフティカーが導入されました。

 

その後、New MINI JCWは中盤に入るとまたもや♯19 木村 建登選手が♯9 平田 雅士選手を捉えトップに立ち、2連勝を飾りました。2位は♯9 平田 雅士選手、3位が♯57 天田 亮選手、♯500 中島 功選手は欠場となりました。ファステストラップは、♯9 平田 雅士選手が10周目にマークした1分36秒058でした。

 

一方、New MINI CPSは、2番グリッドからスタートした♯52 森岡 史雄選手が優勝。2位が♯5 面野 一選手、3位が♯36 田中 瑞起選手という結果となりました。なお♯30 白戸 次郎選手と♯32 川福 健太選手には、セーフティカー導入時の追い越しにより、30秒のペナルティが科されています。ファステストラップは、♯32 川福 健太選手が6周目にマークした1分45秒192でした。

 

BMW & MINI Racing.2022シーズンは、Round.1のスポーツランドSUGOに続き、富士スピードウェイ、モビリティリゾートもてぎ、岡山国際サーキットと各地を転戦。最終ラウンドは鈴鹿サーキットが舞台となり、全5ラウンド、10戦を締めくくることとなります。これからの「BMW & MINI Racing」の熱戦にご期待ください。

Round.2以降の「BMW & MINI Racing.2022」のレースカレンダーは以下の通り。

 

Round.2 富士スピードウェイ(静岡県)

第3戦/第4戦

予選/決勝:5月15日(日)

Round.3

第5戦/第6戦 モビリティリゾートもてぎ(栃木県)

予選:7月2日(土) 決勝:7月3日(日)

Round.4 岡山国際サーキット(岡山県)

第7戦/第8戦

予選:9月24日(土) 決勝:9月25日(日)

Round.5

第9戦/第10戦 鈴鹿サーキット(三重県)

予選/決勝:12月11日(日)

ユーザーの資格情報を使用してログイン

あなたの詳細を忘れましたか?