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BMW & MINI Racing 2025 ラウンド5 富士スピードウェイ|M2はバトルとペナルティの末に中澤勝利、JCWは井本連勝、CPSは辻本が激戦を制す

BMW & MINI Racing 2025 ラウンド5 レポート|富士スピードウェイで繰り広げられた激闘

M2の激しい攻防、JCWの安定した強さ、CPSの波乱含みの結末

| 富士スピードウェイ

BMW & MINI Racing 2025 ラウンド5 富士スピードウェイ

ラウンド5 富士スピードウェイ:出場ドライバー一覧

M2 CS Racingクラス

  • #25 平家 輝文選手(TECH-M eWeLL Racing)
  • #31 中澤 卓也選手(EPM RACING TEAM)
  • #55 石井 一輝選手(DGMS)
  • #60 阿部 良太選手(TEAM ABEMOTORS)
  • #63 神頭 政志選手(TECH-M eWeLL Racing)
  • #70 片山 剛選手(TECH-M eWeLL Racing)
  • #81 藤本 正道選手(オプション)

MINI JCWクラス

  • #16 吉田 一球選手(Ocean Rise Journey)
  • #19 井本 大雅選手(TEAM QUETTA)
  • #34 いとう りな選手(SYCG Racing)
  • #57 天田 亮選手(TEAM ABEMOTORS)

MINI CPSクラス

  • #7 豆野 天星選手(EPM RACING TEAM)
  • #38 中村 進選手(SHOOTING STAR RACING)
  • #71 酒井 仁選手(EPM RACING TEAM)
  • #73 ジュン クーパー選手(TMR)
  • #358 辻本 始温選手(ウエインズインポートカーズRT)

富士ラウンド5 レース展開

RACE 9
M2クラスは#81 藤本がマシントラブルにより欠場、6台でのスタートとなった。ポールの#31 中澤はスタート直後に出遅れ、#25 平家がトップに浮上するもコカ・コーラコーナーで大きくオーバーラン。その隙を突き#31と#70 片山が先行、#63 神頭も直後に続く展開となった。
JCWクラスは#19 井本が序盤から圧倒的な速さを見せ首位を独走。#57 天田と#34 いとうが2番手を激しく争った。CPSでは#358 辻本がスタートから首位を守り、#38 中村と#73 ジュン クーパーが3番手争いを展開した。

レース中盤、M2では#25 平家が#63 神頭をかわし4番手に浮上。残り6分、#25はさらに#55 石井を交わし3番手まで順位を上げたが、最終盤にピットレーン速度違反で5秒加算のペナルティ。結果、#63が3位に繰り上がり、#25は6位へと後退した。
終盤には#34 いとうが#57 天田を抜き2位を奪取し、JCWクラスの表彰台争いを制した。CPSでは#7 豆野が燃料不足に苦しみペースダウン、#38が2位に浮上し、#73も滑り込みで3位に入った。

最終結果 RACE 9
M2:#31 中澤、#70 片山、#63 神頭
JCW:#19 井本、#34 いとう、#57 天田
CPS:#358 辻本、#38 中村、#73 ジュン クーパー

 

RACE 10
リバースグリッドによるローリングスタートで始まったRACE 10。M2は#63 神頭が好スタートを切るも、アドバンコーナーで#70 片山と接触。#63はサスペンショントラブルでリタイアを余儀なくされ、#70がトップを維持。その背後に#31 中澤が迫り、激しい首位争いが展開された。

JCWは#34 いとうがホールショットを決めるも、中盤で#19 井本が定石通りの1コーナーのブレーキングで首位を奪取。終盤はそのまま安定した走りで連勝を飾った。
CPSでは#358 辻本が3番手スタートから鋭い追い上げを見せ首位を奪還。#7 豆野も力強く2位に浮上し、#38 中村は#73 ジュン クーパーとの激しいブレーキングバトルを制して3位に入った。

M2の首位攻防は最後まで続き、#31 中澤と#70 片山がコーナーごとに順位を入れ替える白熱の攻防。最終ラップでは#70が一時トップに立つも、最終セクターでラインを外し、#31が冷静な立ち回りで逆転。ラウンド5の2勝目を手にした。
ただし、#70にはコース外走行による30秒加算ペナルティが科され、最終順位は5位へ降格。さらにCPSでは#38 中村のマシンが車検不合格により失格となり、#73と#71が順位を繰り上げた。

最終結果 RACE 10
M2:#31 中澤、#25 平家、#60 阿部
JCW:#19 井本、#34 いとう、#57 天田
CPS:#358 辻本、#7 豆野、#73 ジュン クーパー

シリーズの行方

富士ラウンドで2連勝を果たした#31 中澤 卓也(EPM RACING TEAM)が選手権争いで一気に存在感を示した。
MINI JCWクラスは#19 井本 大雅が安定した走りでシーズンを支配。
CPSクラスは#358 辻本 始温が2連勝で勢いをつけ、ランキングを大きく動かした。

次戦ラウンド6はもてぎ。標高差の大きいテクニカルコースで、勢いをつけた各ドライバーの走りに注目が集まる。

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