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ROUND 3 レースレポート|波乱と熱戦の岡山大会を制したのは誰だ?

BMW & MINI Racing 2025 ラウンド3 レポート|激戦続くシリーズを岡山で総括

前戦の雪辱を果たした“復活の石井”、次戦への気配を感じさせる週末

| 岡山国際サーキット

BMW & MINI Racing 2025 岡山ラウンド3

ラウンド3 岡山:出場ドライバー一覧

M2 CS Racingクラス

  • #25 平家 輝文選手(TECH‑M eWeLL Racing)
  • #31 中澤 卓也選手(EPM RACING TEAM)
  • #46 髙橋 克彦選手(Elbe Racing)
  • #47 舟越 裕介選手(TVC Team Plusone)
  • #55 石井 一輝選手(DGMS)
  • #60 阿部 良太選手(TEAM ABEMOTORS)
  • #63 神頭 政志選手(TECH‑M eWeLL Racing)
  • #70 片山 剛選手(TECH‑M eWeLL Racing)

MINI JCWクラス

  • #16 岩月 邦博選手(Ocean Rise Journey)
  • #19 井本 大雅選手(TEAM QUETTA)
  • #34 いとう りな選手(SYCG Racing)
  • #57 天田 亮選手(TEAM ABEMOTORS)

MINI CPSクラス

  • #7 豆野 天星選手(EPM RACING TEAM)
  • #71 酒井 仁選手(EPM RACING TEAM)
  • #73 ジュン クーパー選手(TMR)

岡山ラウンド3 レース展開

RACE 5では、#63 神頭政志選手が序盤のオープニングラップでトップに浮上し、そのままゴールへ。MINI JCWは#19 井本大雅選手、CPSは#73 ジュン クーパー選手がそれぞれ勝利。波乱含みの序盤から優勝争いに食らいついたドライバーたちの冷静な対応力が光る展開だった。

この日は非常に気温の高い真夏のようなコンディションの中、ポールポジションからスタートしたのはM2 CS Racingクラスで#70 片山剛(TECH-M eWeLL Racing)、MINI JCWクラスは#19 井本大雅(TEAM QUETTA)、MINI CPSクラスは#73 ジュン クーパー(TMR)となった。

スタート直後、#63 神頭政志が素晴らしい反応でポールのチームメイト#70を抜き去り、先頭に浮上。3番手争いでは#55 石井一輝が#31 中澤卓也を抜いて順位を上げた。MINI JCWクラスでは#19が力強いスタートを決め、#57 天田亮が2番手に躍り出た。

しかし早くもアトウッドカーブで#31がイン側から攻めて#70と接触。続くリボルバーコーナーで大きな事故が発生する。#25 平家輝文が#31に接触、そのはずみで#55のリアバンパーをほぼ破損。さらに#25はコントロールを失い、#70にも衝突してしまう。幸い他の車両は回避に成功したが、ここでレースはわずか半周でイエローフラッグ。#25、#31、#70の3台はリタイアを余儀なくされた。

16分経過後、セーフティカーなしでレース再開。#63がトップ、#55が2位、#47 舟越裕介が3位につける展開となった。#50はピットに入りダメージの手当てを受けた後、レースに復帰。#46 髙橋克彦が初めて3位まで順位を上げるなど、混戦の中で新たな勢力も顔を見せた。

MINI JCWクラスでは#16 岩月邦博が2位に浮上し、MINI CPSクラスの#73は安定した走りで首位を守った。レース終盤まで#63が首位をキープし続け、波乱の幕開けとなった一戦は以下の最終順位で幕を閉じた。

また、レース後に数件のペナルティが課された。#16はスタート手順違反でチームに訓戒、#25、#31は岡山国際サーキットの競技規則違反、#46は危険なドライブ行為により30秒のタイム加算処分を受けた。

RACE 6では、リバースグリッドからスタートした#55 石井一輝選手が見事な走りを見せ、シリーズ首位浮上へ。MINI JCWは#19 井本大雅選手が連勝、CPSは#7 豆野天星選手が激戦を制した。

続くRACE 6はローリングスタートかつリバースグリッド方式でのスタートとなり、#55 石井一輝が最前列からスタートし、そのままトップポジションを死守。2位争いは#60 阿部良太と#63 神頭政志の激しいバトルが展開され、レース開始後約半周で#63が2位を奪取した。

MINI JCWクラスは#19 井本大雅が1位、#16 岩月邦博が2位と堅調なスタートを切る。一方、#70 片山剛はピットレーンスタートから最後尾に沈んだ。

レース1周目に#31 中澤卓也が#46 髙橋克彦を抜き4位に浮上し、さらに#47 舟越裕介を追撃する展開に。#34 いとうりなはタイヤ破損のためピットインを余儀なくされ修理を行った。

レース中盤、#63 神頭政志がトップの#55を12分残しのリボルバーコーナーで鮮やかにオーバーテイクしトップ奪取。MINI CPSクラスでは#7 豆野天星が#73 ジュン クーパーを抜き首位に立った。

残り6分のところで#31と#47の接触事故が発生し、両者ともリタイアに。これによりイエローフラッグが掲示された。

最終順位は以下の通り。レース後には#34がチェッカー無視により訓戒処分を受けている。

最新ランキングと注目ポイント

岡山ラウンド3後のポイント状況では、M2クラスは#55 石井一輝選手がトップ浮上。続いて#63 神頭政志選手、#31 中澤卓也選手が2位・3位圏内を維持。また、MINI JCWは#19 井本大雅選手が安定した連勝を重ね首位を独走中。CPSは#7 豆野天星選手が混戦を制しトップに立った。

次戦ラウンド4はSPORTSLAND SUGOでの開催。高速ストレートと高低差が激しいコース特性を活かし、シリーズ争いの流れが再び大きく動く予感が漂う。

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