BMW & MINI Racing 2025 – ROUND 2 レポート:ポイントリーダーが入れ替わる激戦週末
BMW & MINI Racing ROUND 2が開催され、各クラスでランキング上位に大きな変動がありました。2レース制で行われた今回の週末では、接戦や逆転劇が繰り広げられ、シリーズはさらに緊迫した展開へと進んでいます。
M2 CS Racing Series:#31 中澤が逆転でシリーズ首位へ、#55 石井が猛追
M2 CS Racing Seriesでは、#31 中澤 卓也 (EPM BMW M2 CS Racing) がB.o.Pで-30馬力の制限がある中でも2レースで安定した走りを見せ、合計194ポイントでシリーズ首位に浮上。
#55 石井 一輝 (DGMS M2 CS Racing) も両レースで表彰台圏内を守り、191ポイントで2位に浮上。
開幕戦で首位だった#25 平家 輝文 (TECH-M eWeLL) は、苦しい展開となり、163ポイントで3位に後退しています。
M2 CS Racing シリーズランキング(ROUND 2終了時点)
- 🥇 中澤 卓也 (#31) – 194ポイント
- 🥈 石井 一輝 (#55) – 191ポイント
- 🥉 平家 輝文 (#25) – 163ポイント
MINI JCW:#19 井本がマシントラブルを乗り越え2連勝、#34 いとうが2位を死守
MINI JCWクラスでは、#19 井本 大雅 (TEAM QUETTA) がトラブルを抱えながらも見事に2レース連勝を達成。シリーズ236ポイントでリードを広げました。
#34 いとうりな は堅実な走りで両レースともポイントを積み上げ、178ポイントで2位をキープ。
また、今大会から#16をドライブする吉田 一球が88ポイントを記録し、今後の台風の目となる可能性も。
MINI JCW クラスランキング(ROUND 2終了時点)
- 🥇 井本 大雅 (#19) – 236ポイント
- 🥈 いとうりな (#34) – 178ポイント
- 🥉 吉田 一球 (#16) – 88ポイント
MINI CPS:#7 豆野がレース3で快勝、#30 白戸がレース4で逆転勝利
MINI CPSクラスでは、#7 豆野 天星 (EPM Racing) がレース3でポール・トゥ・ウィンを達成し、合計226ポイントで首位を堅持。
一方、#30 白戸 次郎 (モレキュール 萬雲塾) がレース4で豆野の猛追を抑えて今季初勝利を挙げ、シリーズにインパクトを与えました。白戸は全戦参戦予定ではないものの、その存在感は大きく、今後のレース展開にも注目が集まります。
#73 ジュン クーパー (山本モータースRACING) が堅実にポイントを積み上げ、177ポイントで2位をキープ。#71 酒井 仁は2レースとも上位争いに絡み、129ポイントで3位に浮上しました。
MINI CPS クラスランキング(ROUND 2終了時点)
- 🥇 豆野 天星 (#7) – 226ポイント
- 🥈 ジュン クーパー (#73) – 177ポイント
- 🥉 酒井 仁 (#71) – 129ポイント
ROUND 2 総括:勢力図が大きく変化、後半戦へ向けて緊張感高まる
ROUND 2では各クラスで新たな展開が生まれ、シリーズ争いはますます混戦模様に。
- M2 CS Racing:中澤が逆転で首位に立ち、石井が追い上げ。
- MINI JCW:井本が2連勝で圧倒的なリード、2位争いは接戦。
- MINI CPS:豆野が首位を維持するも、白戸の勝利で新たな展開の兆し。
次戦以降も熾烈な戦いが予想されるBMW & MINI Racing 2025。後半戦へ向け、さらなる激戦に注目です。